海洋微生物の分子生態学入門―生態学の基礎から分子まで

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  • サイズ A5判/ページ数 180p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784563077686
  • NDC分類 663.65
  • Cコード C3045

内容説明

従来、海洋の細菌や植物プランクトンは培養が困難なものが多いことから、生態学的に単なるバイオマスとしてとらえられていた。しかし、近年の分子生物学的手法の進歩に伴い、個々の微生物を遺伝子DNAを用いて認識するようになってきた。本書は、この分野を分子生態学として位置づけ、その軌跡を解説し、新たに識別された沿岸海域の有害有毒赤潮藻類、海底熱水孔の超好熱菌、培養できない海洋微生物など莫大な種数の海洋微生物の動態を分子的に解析した結果を盛り込んである。

目次

1 海洋微生物学の発展の歴史(一般微生物から海洋微生物へ;海洋微生物の発見(ゾベル、1946) ほか)
2 海洋生態系における微生物を中心とした食物連鎖と食物網(海洋の生物生産;栄養段階のピラミッド ほか)
3 物質循環における微生物(炭素サイクル;窒素サイクル ほか)
4 海洋微生物のプロフィル(海洋ファージとウイルス;海洋細菌 ほか)
5 海洋の環境特性と海洋微生物(海水の塩分環境と海洋細菌;海洋の低温環境と海洋細菌 ほか)

著者等紹介

石田祐三郎[イシダユウザブロウ]
1959年京都大学農学部水産学科卒業。1961年京都大学大学院農学研究科修士課程修了。1967年京都大学農学部講師(水産学科)。1981年京都大学農学部助教授(水産学科)。1984年京都大学農学部教授(水産学科)。1996年京都大学名誉教授。1998年福山大学工学部教授(海洋生物工学科)。1997-2000年日本微生物生態学会会長
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感想・レビュー

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月をみるもの

6
海の生物圏のことを、自分はなにも知らない。けど人類全体の知識の集積もまだまだである、、、ということがよーくわかった。海水とってメタゲノム解析する必要があるのは、ごく限られた種しか培養できないからである。その一事でもって、パスツールやコッホの偉さが明らかである。2017/07/16

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