内容説明
本書は、公衆衛生学の基礎事項について最新の知見を盛り込みながら、やさしく解説したテキスト・参考書である。集団における健康増進、疾病対策、食品衛生、環境衛生、地域保健、産業保健、学校保健などについて、図表を多用し幅広い視点から紹介する。また、随所に関連するWEB情報へのアクセスができるように配慮されている。栄養士や管理栄養士を目ざす人はもちろん、医療関連の専門職を志す人をはじめ、健康づくりのための意識向上に関心のあるすべての読者にお勧めしたい。
目次
1 社会と健康(公衆衛生の概念と歴史;食文化と健康 ほか)
2 環境と健康(生態系と人々の生活;環境衛生 ほか)
3 衛学的視点による疾病の把握と対策(衛学の概念;保健統計と主要疾患の現状・予防対策 ほか)
4 健康づくりをめざしたライフスタイルの改善(健康に関連する行動と社会;身体活動、運動 ほか)
5 健康と生活を守るための社会制度・活動(社会保障の概念;保健・医療・福祉における行政のしくみ ほか)
著者等紹介
城憲秀[タチノリヒデ]
医学博士。1980年名古屋大学大学院農学研究科修了。名古屋市立大学医学部衛生学教室助手。2000年名古屋市立大学医学部衛生学教室助教授。2006年中部大学生命健康科学部保健看護学科教授。2015年中部大学生命健康科学部副学部長
宮下和久[ミヤシタカズヒサ]
医学博琢。1978年和歌山県立医科大学卒業。1985年中央労働災害防止協会・労働衛生検査センター健康開発室長。1996年和歌山県立医科大学(衛生学講座)教授。1998‐2000年和歌山県湯浅保健所長を併任。2004‐2008年和歌山県立医科大学医学部長
武田眞太郎[タケダシンタロウ]
医学博士。1954年和歌山県立医科大学卒業。1960年神戸大学(教育学部)助教授。1973年和歌山県立医科大学(衛生学講座)教授。1982‐1989年和歌山県湯浅保健所長を併任。1996年和歌山県立医科大学名誉教授。1996‐2000年和歌山県立医科大学看護短期大学部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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