内容説明
本書は製品設計のための戦略的アプローチおよび戦術について、体系的かつ実践的にまとめたものである。エンジニアリングデザインのテキストとしてはもとより、製品開発・設計を効率的に進めるための解説・手引き書としても活用できる内容となっている。エンジニアリングデザインは、欧米ではエンジニア教育に必須の内容とされており、原書は著名な著者によるテキストとして版を重ねている。第1部(1~3章)はエンジニアリングデザイン活動全般について概説し、第2部(4~12章)はデザイン手法のマニュアルともなる内容で、実例をあげて8つの手法を紹介する。そして第3部ではデザインプロセスのマネージメントについて解説する。
目次
1 デザインを理解する(デザインの本質;デザイン能力;デザインプロセス)
2 デザインを進める(新しいデザインの進め方;開発可能性の把握;目標の明確化;機能の確立;要求の設定;特性の決定;デザイン案の創出;デザイン案の評価;細部の改良)
3 デザインをマネージメントする(デザイン戦略;製品開発)
著者等紹介
荒木光彦[アラキミツヒコ]
1966年京都大学工学部電子工学科卒業。1971年同大学院博士課程修了、工学博士。京都大学工学部助手、同講師、同助教授を経て1986年京都大学教授。2005年京都大学副学長。2006年松江工業高等専門学校校長。京都大学名誉教授
別府俊幸[ベップトシユキ]
1983年東京理科大学工学部電気工学科卒業。1985年東京電機大学大学院理工学研究科修士課程修了。1955年博士(医学)。1998年博士(工学)。東京女子医科大学助手、松江工業高等専門学校助教授を経て2003年松江工業高等専門学校教授(電気工学科)
高橋栄[タカハシサカエ]
1970年島根大学文理学部文学科卒業。島根県公立学校教諭、松江工業高等専門学校助教授を経て1997年松江工業高等専門学校教授(人文科学科)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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