内容説明
材料力学の基礎的事柄から、将来、構造設計にたずさわる際に役立つ事項も含めてまとめられたテキスト。多くの例題を配し、単純化された力学問題を手で解くだけでなく、その物理的意味を把握することで洞察力を養い、工学的センスを磨くことも意図して解説されている。２色刷りの多くの図版を用いた説明は本書の特色の一つである。なお、演習問題の解答およびアドバンスな項目については、ホームページに掲載してある。全体の内容構成、レベル、表現等の統一に意を尽くしてまとめられた教科書である。
目次
１ 剛体の力学
２ 引張りと圧縮
３ 引張りの応用問題
４ せん断とねじり
５ せん断とねじりの応用問題
６ 曲げ
７ 曲げの応用問題
８ 組合せ応力
９ 材料・部材の破壊則
１０ 弾性ひずみエネルギ
１１ 柱の座屈
１２ 軸対称変形
著者等紹介
邉吾一［ベンゴイチ］
１９７４年東京大学大学院工学系研究科博士課程（航空学専攻）修了、工学博士。１９７５年日本大学助手を経て１９９０年日本大学教授
藤井透［フジイトオル］
１９８０年同志社大学大学院工学研究科機械工学専攻博士課程修了、工学博士。１９７２年～１９８０年防衛庁技術研究本部第４研究所勤務。１９８２年同志社大学工学部講師。１９８５年同志社大学工学部助教授。１９９０年同志社大学工学部教授
川田宏之［カワダヒロユキ］
１９８５年早稲田大学理工学研究科博士課程退学。１９８５年早稲田大学理工学部助手。１９８８年早稲田大学理工学部専任講師。１９９０年早稲田大学理工学部助教授。１９９２年スタンフォード大学航空宇宙工学科訪問研究員。１９９７年早稲田大学理工学部教授。現在、早稲田大学理工学術院機械科学・航空学科教授、工学博士（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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