内容説明
本書の姉妹書「建築構造力学講義」に対応した演習書である。特徴は、図を多く用い視覚に訴えて理解できるようにすること、基本的問題を取り上げていること、静定から不静定問題までを1冊にまとめていること、である。本書は10章からなり、また各章は数節からなり、各節は本文で基礎理論や問題解法の要点を説明、例題で2~3の基本問題についてその解き方を平易に説明、演習問題で節の終りに5~6題の演習問題をのせ巻末にすべての解答をのせている。改訂にあたって国際単位系SIに書き換えている。
目次
1 力
2 静定構造物の反力
3 静定構造物の応力
4 断面の性質と応力度
5 直線部材の変形
6 直角変位図と仮想仕事の原理
7 静定構造物の変形(仮想仕事法)
8 不静定構造物の応力(仮想仕事法)
9 たわみ角法
10 固定法
著者等紹介
藤谷義信[フジタニヨシノブ]
1965年広島大学工学部建築学科卒。2004年広島大学名誉教授。現職、広島国際大学社会環境科学部教授。工学博士
西村光正[ニシムラミツマサ]
1964年広島大学工学部建築学科卒。2005年呉工業高等専門学校名誉教授。工学博士
森村毅[モリムラツヨシ]
1968年近畿大学理工学部建築学科卒。現職、近畿大学工学部教授。工学博士
高松隆夫[タカマツタカオ]
1971年広島大学工学部建築学科卒。1976年テキサスA&M大学。現職、広島工業大学教授。Ph.D
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