構造力学の基礎

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構造力学の基礎

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  • サイズ B5判/ページ数 291p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784563067106
  • NDC分類 501.34
  • Cコード C3053

内容説明

最近では、構造物の精密な構造解析の数値計算がコンピュータを用いて行われている。しかし、解析結果の本質を理解し、また新たな実際的問題を解析する糸口を探るためには、構造物の基本要素である梁の力学の基礎を知ることが重要である。本書は、梁の引張・圧縮、曲げ、捩りなどの力学について詳細に説明した教科書である。解析理論の流れが見通しよく理解できるように構成した。三次元物体の仮想仕事の原理から、一般化歪および一般化応力で表した梁の仮想仕事の原理を導き、そこから合理的な梁のつり合い式と境界条件を求める。さらに、これらを基礎として有限要素法、境界要素法による解法を示した。さらに数式の展開の仕方を丁寧に示し、理論の実際問題への応用例を例題として数多く挿入するなど、独習でも順をおって身に付けることができるよう解説した。

目次

1 棒の引張
2 梁の一平面内の曲げ
3 梁の三次元曲げ
4 梁のサンブナン捩り
5 梁の曲げ捩り
6 梁の引張・曲げ・捩り
7 補強薄肉断面梁の引張・曲げ・捩り

著者等紹介

近藤恭平[コンドウキョウヘイ]
1964年東京大学工学部航空学科卒。1969年東京大学大学院博士課程修了、工学博士。1973年東京大学助教授(工学部航空学科)。1983年東京大学教授。2001年防衛大学校教授、東京大学名誉教授
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