心理学の世界
数理心理学―心理表現の論理と実際

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  • サイズ B6判/ページ数 282p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784563058951
  • NDC分類 140.1
  • Cコード C3311

内容説明

人間の行動や心理現象を科学的・数理的に研究する「数理心理学」の入門書。数理心理学の歴史と発展を概観し、いくつかの具体的な理論やモデルを例示しながら丁寧に解説。さらに、最近の動向と今後の展望についても言及する。

目次

1章 数理心理学とは―歴史と理論と実践
2章 公理的測定論の基礎―数理心理学の立場から
3章 心理学における微分力学系の基礎―心理学的力場の数学的基礎
4章 意思決定―選択の数理モデル構成
5章 「データの科学」としての計量的文明論―個と集団の意識の科学
6章 将来の発展のために―現実社会への貢献を目指して

著者等紹介

吉野諒三[ヨシノリョウゾウ]
1980年東京大学文学部心理学科卒業。1988年University of California,Ph.D.in Psychology。統計数理研究所データ科学研究系教授

千野直仁[チノナオヒト]
1972年名古屋大学大学院教育学研究科修士課程修了。1994年博士(教育心理学)。愛知学院大学心身科学部教授

山岸侯彦[ヤマギシキミヒコ]
1987年慶應義塾大学大学院社会学研究科修士課程修了。1995年University of Washington,Ph.D.in Psychology。東京工業大学大学院社会理工学研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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STEM読書会

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少し古いが、日本で唯一と言っていい数理心理学の本。計量に関する理論・力学系理論・意思決定理論・量子力学の井戸型ポテンシャルの概念を心理学へ応用した社会的量子理論が主である。理論には簡単に説明することと現実の予測性能が高いことという目標設定があるが、今までの数理心理学は前者に偏りすぎていたことを反省し、データ科学を用いた後者を発展させて実用的なものにしていくことも重要であることを説いている。2021/06/07

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