内容説明
感情はどのようにして生まれ、どのような役割を果たしているのでしょうか。本書は、感情のしくみ、感情が認知機能に及ぼす影響、生理反応、基本感情説と次元説、心理的構成主義など、感情理論や感情研究の成果などについて、コラムなどを適宜配し、最近の話題を取り入れながら平易に解説したテキスト・参考書である。
目次
1章 感情とは何か―感情の多面性とその機能
2章 感情の理論―感情のさまざまな側面はどのように説明されてきたのだろう
3章 感情理論の展開―基本感情説と次元説、その後の感情理論の展開
4章 感情と認知―感情が認知プロセスに及ぼす効果と交互作用
5章 感情と文脈―感情を取り巻くさまざまな情報
6章 感情と身体―感情と身体活動の不可分な関係
著者等紹介
今田純雄[イマダスミオ]
1983年関西学院大学大学院文学研究科心理学専攻博士課程後期課程単位取得満期退学。広島修道大学健康科学部教授・同大学院人文科学研究科教授
中村真[ナカムラマコト]
1990年大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程中退。宇都宮大学学術院(国際学部)教授
古満伊里[フルミツイサト]
1986年広島修道大学大学院人文科学研究科博士後期課程中退。1999年トロント大学大学院博士課程修了、Ph.D.広島修道大学健康科学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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