内容説明
赤ん坊、遊び、夢、ロボット、生き物、自閉症など、一見バラバラに思える多様なテーマの背後に、これらを結びつけている“発達と教育”という赤い糸があることを読み解いた書。このようなテーマすべてが大きな時間のなかで生成している現象であり、個体史、自然史、人類史、社会・文化の歴史からトータルにとらえていくという視点からまとめられている。
目次
1章 発達という謎―発達心理学がめざすものは何なのか
2章 赤ん坊のかわいらしさ―ヒトが歩んできた進化の道筋
3章 遊びって何?―「遊び心」のルーツを探る
4章 子どもたちと夢―お母さんもぼくと同じ夢をみているのかな
5章 想像力が切りひらく世界―「いま・ここ」の世界を越えて生きる
6章 生きものとロボットとアニミズム―生きものが「生きている」不思議、「意図をもっている」不思議
7章 人の気持ちを理解する難しさ―ディス・コミュニケーションからコミュニケーションを理解する
8章 見えない教育と見える教育―モダンからポスト・モダンあるいはプレ・モダンへ
感想・レビュー
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