出版社内容情報
TATの基礎から実践について初学者向けに解説した入門書。著者の長年の経験を生かし、物語の中のどの部分を、どのような理論背景のものに拾い上げ、解釈していくかというプロセスを、事例を用いてわかりやすく解説。
内容説明
本書は、TATの基礎から実践について初学者向けに解説し、TATが「使えるようになる」ための入門的な教科書である。著者の長年の経験を生かし、TATストーリィのなかのどの部分を、どのような理論背景のもとに拾い上げ、どのように解釈していくかというプロセスを、事例を用いてわかりやすく解説する。31枚のカードそれぞれの図版特性・反応の臨床的意味、分析の視点と解釈の枠組み、防衛機制から病態水準を捉えた臨床情報などについて紹介し、TAT実施の仕方や留意点にも言及している。
目次
第1章 TAT概論
第2章 「物語」と「投映」ということ
第3章 TATの実施
第4章 図版の特性と図版で捉えられる臨床情報
第5章 分析の視点と解釈の枠組み
第6章 TATと病態水準
第7章 事例―TAT解釈の実際
著者等紹介
赤塚大樹[アカツカダイジュ]
1973年名古屋大学大学院修了。中部労災病院(精神神経科)、中京女子大学、愛知県立看護短期大学を経て1999年愛知県立看護大学教授。専門は精神分析学(東京・新宿、精神分析セミナー第4期生)・臨床心理学・TATによる心理臨床アセスメント(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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