内容説明
本書は、文系にかぎらずあらゆる分野へ進もうとする初学者のためのテキストである。要点や研究結果を簡潔にまとめて解説するにとどまらず、現代の心理学の研究が発展してきた過程、歴史的背景などについても丁寧に記述し、理論の因果関係、その意義に重点をおいて十分な解説を行っている。また、最近の課題として注目されている環境と人間行動、健康心理学、さらに行動経済学、行動経営学などの他のテキストではみられない多様な話題をも取り上げている。
目次
第１章 なぜ心理学を学ぶのか
第２章 心理学の歴史
第３章 行動の生理的基礎
第４章 感覚・知覚・認知
第５章 学習と記憶
第６章 行動と動機づけ
第７章 パーソナリティと行動
第８章 社会行動の発生と展開
第９章 心理学の展開と応用
第１０章 実験編
