内容説明
本書は、従来の発達心理学における乳児・幼児・児童期中心の研究成果にとどまらず、青年・成人・高齢期までの生涯的スパンで、人間の発達・成長過程をとらえようとするものである。
目次
序章 心の生涯発達を探る
1 情緒―喜怒哀楽から生い立ち
2 愛情―愛着から人間愛へ
3 自己―自己意識から自己形成へ
4 社会化―1対1から1対多への人間関係
5 感覚と知覚―外界認識の拡充へ
6 記憶―経験をさらにいかす
7 思考―より広くより深く考える
8 言語―生涯を通じて伸びる
9 道徳性―善・悪の認識の発達
10 性役割―男・女はどうあるべきか
11 性衝動―性の欲望はどう変わるか
12 達成動機づけ―人生の目標追求の歩み
13 生活活動―遊びから仕事へ