内容説明
本書は、特別支援教育の基礎理論、障害種別の指導法、現代的教育課題について解説したテキスト・参考書である。まず、特別支援教育に関する歴史、法制度、合理的配慮、自立活動の基本を紹介する。次に、特別支援教育の実践的な課題を障害ごとに取り上げ、教育的ニーズの種別に基づく指導法、生理・病理等をわかりやすく解説する。さらに、特別支援教育・インクルーシブ教育の推進に派生する解決課題についても取り上げる。多様性の時代に、教員養成や福祉関係の分野で学ぶ学生、より専門的な知識を求める現場の教員、特別な教育的ニーズのある子供とその家族など幅広い読者に一読をお勧めする書である。
目次
1部 基礎理論(特別支援教育の歴史;特別支援教育の法制度;合理的配慮の理論と実践 ほか)
2部 指導法・心理(視覚障害者への教育的支援;聴覚障害者への教育的支援;知的障害者への教育的支援 ほか)
3部 新しい教育課題(共生社会を目指したインクルーシブ教育のための交流及び共同学習;特別支援教育コーディネーターと特別支援学校のセンター的機能;個別の教育支援計画の立案と活用)
著者等紹介
吉利宗久[ヨシトシムネヒサ]
岡山大学学術研究院教育学域教授。博士(学校教育学)
千賀愛[センガアイ]
北海道教育大学札幌校准教授。博士(教育学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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