内容説明
本書は、新版K式発達検査を中心に、WISC、田中ビネー、K‐ABC、聞き取り検査など、現場で使われる頻度の多い検査について実践的にわかりやすく解説した実習用のテキスト・参考書である。長年、知能・発達検査を行ってきた執筆者らが、検査の理念、施行法、結果の分析、所見の書き方、報告の仕方などを、事例を交えて解説するとともに、現場から得たノウハウや「知恵」のエッセンスをコラムや傍注として紹介する。さらに倫理の重要性についても言及している。
目次
1 知能検査、発達検査で測るもの
2 知能・発達検査の倫理
3 新版K式発達検査2001
4 WISC‐III知能検査
5 田中ビネー知能検査法
6 K‐ABC心理・教育アセスメントバッテリー
7 聞き取り検査
著者等紹介
高石浩一[タカイシコウイチ]
1988年京都大学大学院教育学研究科博士課程退学。児童相談所、病院の非常勤心理士などを経て現在、京都文教大学臨床心理学部教授
大島剛[オオシマツヨシ]
1984年京都大学大学院教育学研究科修士課程修了。児童相談所勤務を経て現在、神戸親和女子大学発達教育学部教授
川畑隆[カワバタタカシ]
1980年同志社大学大学院文学研究科(心理学専攻)修了。児童相談所勤務を経て現在、京都学園大学人間文化学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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