内容説明
化学工学は化学工業の発展とともに進歩した。現在ではひとつの総合工学に生長した。したがってその学習にさいしては、広い範囲の実際問題を例にとり、演習に取り組むことが大切でありながら、手頃な演習書が少ない。本書は演習を担当されている多くの執筆者の経験を生かし、既刊「解説化学工学」の姉妹書としてまとめられたものである。
目次
1 緒論
2 化学工学の基礎
3 流体の輸送と装置内の流れ
4 伝熱操作と蒸発操作
5 物質移動による分離操作の基礎
6 蒸留による混合物の分離
7 ガス吸収と放散
8 液液抽出
9 吸着およびイオン交換
10 調湿と乾燥
11 その他の分離操作
12 粉砕、分級および集塵
13 固液分離
14 反応操作