内容説明
生物の進化については、近年の分子進化学の発展等により新しい展望が開かれたとはいえ、なお広大な未解決の領域が残されている。本書は、最近の細胞生物学や分子進化学の成果をふまえた上で、今日までに蓄積されてきた膨大なデータや諸学説を整理、紹介しながら、細胞進化論の課題を提示、考察している。
目次
第1章 総論
第2章 進化する細胞
第3章 進化する遺伝子
第4章 進化する小器官
第5章 細胞分裂装置の進化
第6章 細胞質分裂の進化
第7章 真核細胞の起原
第8章 性の起源と進化
第9章 真核生物の性
-
- 電子書籍
- Iターン 2 文春文庫