内容説明
本書は、特にシナプスで起こる刺激(情報)伝達の機構を中心に解説。今後のシナプス研究の方向をも示唆する内容であり、生物学、医学、薬学の領域をはじめ、脳・神経や生体膜の研究に関連する諸分野の学生・研究者にとっても大変有用な参考書。
目次
1 化学伝達研究の分野における日本人研究者の貢献
2 世界のシナプス研究の現状
3 シナプスにおけるイオンチャネル
4 シナプス小胞タンパクの機能
5 神経伝達物質の開口放出
6 シナプス可塑性と学習・記憶―無脊椎動物
7 シナプス可塑性と学習・記憶―脊椎動物
8 シナプス伝達の仮説