内容説明
情報のディジタル化を基本的にささえているものは、情報源符号化技術(情報圧縮)とディジタル通信技術である。本書は,ディジタル通信の最新技術の理解を目的として、その基礎から応用までを平易に解説した斬新なテキストである。情報源符号化や無線通信で共通する基礎技術は、「情報の直交変換」であり、本書のねらいも「情報の直交変換」の理解にある。
目次
1 マルチメディア通信の基礎
2 信号処理の基礎
3 画像の圧縮
4 ディジタル無線通信の基礎
5 セルラーCDMAシステム
6 無線LANシステム
7 通信用信号処理
著者等紹介
池原雅章[イケハラマサアキ]
1984年慶応義塾大学工学部電気工学科卒業。1989年慶応義塾大学大学院工学研究科電気工学専攻博士課程修了。工学博士。長崎大学工学部電気工学科専任講師。1992年慶応義塾大学理工学部電気工学科専任講師。現在、慶応義塾大学理工学部助教授
真田幸俊[サナダユキトシ]
1992年慶応義塾大学理工学部電気工学科卒業。1995年ビクトリア大学(カナダ)電子・計算機工学科修士課程修了。1997年慶応義塾大学理工学研究科博士課程修了。博士(工学)。1997年東京工業大学工学部電気・電子工学科助手。2000年株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所アソシエイトリサーチャー。2001年慶応義塾大学理工学部電子工学科講師。現在に至る
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