内容説明
本書は、土木系の重要な基礎課目としての構造力学について、その基礎と理論を詳細に解説した教科書である。1部では、まず構造力学の基礎を力学と固体力学の基本に立ち返って構築しわかりやすく解説する。2部では、従来の構造力学で取り扱われている事項が中心であり、基本構造における力と変形の解析、座屈・ねじり問題等について解説する。3部では、行列を用いた一般的構造解析法、数値解析法として差分法、有限要素法、境界要素法等、現代の構造解析の手法としてぜひとも知っておかなければならない基礎知識をわかりやすく論述している。
目次
力学の基礎
応力
変形とひずみ
材料の力学的性質
境界値問題と解法
構造物に作用する力の解析
断面内の応用分布
変形の解析
安定性と座屈
ねじりの解析