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新物理学シリーズ
半導体量子輸送物性

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  • サイズ A5判/ページ数 268p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784563024451
  • NDC分類 549.8
  • Cコード C3342

内容説明

近年急速な発展を遂げた半導体デバイス物理のなかから、特に量子論、多体論の意味で一般性が高く重要な成果を、量子輸送現象の分野に限り、初学者向けに有機的かつ体系的な知識として提供することをめざした入門的解説書。バルクの物性の基礎、不純物ドーピングなどについて復習した後、量子構造の作製法を述べ、電子状態の計算法について解説する。以上の基礎のうえに、量子輸送現象について議論を展開する。

目次

1 半導体中の電子
2 半導体のバンド構造
3 外部摂動に対する応答
4 量子構造を作る
5 量子ドット
6 量子細線
7 量子ドットと量子回路
8 2次元電子系
9 半導体‐超伝導接合系
10 半導体スピン物性

著者等紹介

勝本信吾[カツモトシンゴ]
1983年東京大学理学系研究科修士課程修了。現在、東京大学物性研究所教授。理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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