出版社内容情報
結晶成長の物理的基礎を解説するとともに、結晶成長の物理を概観することで、秩序化、自己組織化の仕組みを探り、非線形非平衡統計物理の具体的内容とそれが生まれ発展する自然な舞台を理解できるようまとめられた書。
内容説明
本巻は結晶成長の物理的基礎について解説するとともに、結晶成長の物理を概観することで、秩序化、自己組織化の仕組みを探りつつ、非線形非平衡統計物理の具体的内容と、それが生まれ発展する自然な舞台を理解できるようまとめられた書である。
目次
0 はじめに
1 1次相転移のダイナミクス
2 結晶表面の構造とラフニング転移
3 結晶の核生成とエピタキシ
4 成長の駆動力と結晶の成長形
5 表面構造と結晶成長機構
6 拡散場中での形態形成
7 メゾスコピック形態形成
著者等紹介
上羽牧夫[ウワハマキオ]
1978年名古屋大学大学院理学研究科博士課程満了。イリノイ大学研究員、ラウエ‐ランジュヴァン研究所研究員、東北大学金属材料研究所助手、名古屋大学教養部助教授等を経て、名古屋大学大学院理学研究科教授、理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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