電磁気学入門―クーロンの法則とビオ・サバールの法則を中心に

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  • サイズ A5判/ページ数 146p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784563022662
  • NDC分類 427
  • Cコード C3042

内容説明

初学者向きのテキスト。特色は、高校で「物理」を履修してこなかった学生に理解できるよう平明に解説。内容は、電磁気学の大きな柱である「クーロンの法則」と「ビオ・サバールの法則」を中心に、電場と磁場の扱いを丁寧に説明し、さらに「電磁誘導の法則」を加えて「マクスウェル方程式」を示し、最後に電場と磁場の統一的理解を目ざす。ベクトル解析や偏微分は、物理的直感による理解で十分活用できることを示し、またgrad、div、rotも物理的意味を説明しながら用いるなど、初学者がスムースに理解できる解説を心がけている。電磁気学の基本にある考えを短期間で理解できるだけでなく、将来の学習とのつながりも十分配慮してまとめられている。

目次

はじめに―物理法則の表現
クーロンの法則と電場
ベクトル
ベクトル場の発散とガウスの定理
ベクトル場の回転とストークスの定理
電位
ガウスの法則と静電場
電場のもつエネルギー
物質の電磁気学
電気容量
ビオ・サバールの法則と定常電流のつくる磁場
電磁誘導
マクスウェルの方程式
磁場のエネルギーとインダクタンス
電場と磁場の統一と相対性理論

著者等紹介

岸本忠史[キシモトタダフミ]
1980年大阪大学大学院理学研究科博士課程修了。東京工業大学助手、ヒューストン大学助手、大阪大学講師、助教授を経て1995年大阪大学教授。理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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