内容説明
理工系大学の初学年用のテキストである。特色は、(1)かなり早い時期からマクスウェル方程式を導入し、それを使いこなしながら全体の理解をはかるよう構成していること、(2)抽象的になりがちな内容に、身近な電磁気現象や電気機器の話題をまじえ、興味を失わない工夫をこらし、また分かりやすく解説していること、さらに(3)全ての式や物理量には単位(SI)を明示している点も特色である。なお、各章末に「発展事項」を設け向学心に富む学生の要望に応えるとともに、付録には数学の復習と問題解答を付している。
目次
電荷と電場
磁場、磁束密度、電流密度
マクスウェル方程式
静電場
コンデンサーと誘電体
電流と抵抗
静磁場
電流と静磁場
電磁誘導
過渡現象
交流回路
電磁波
著者等紹介
渡辺靖志[ワタナベヤスシ]
1975年米国コーネル大学大学院博士課程修了。米国アルゴンヌ国立研究所研究員、東京大学助手、高エネルギー加速器研究所助教授を経て、1988年東京工業大学理学部教授。1998年東京工業大学大学院理工学研究科教授(改組により)
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