内容説明
本書は、理工系の学生を対象とする電磁気学のセメスタ用テキストである。講義での時間数の制約を勘案して題材を精選し、基本事項についてはやさしく丁寧な説明を心がけている。初学者に配慮して直観を重視した解説に努め、ベクトル解析など電磁気学の定式化に必要な数学については本文中や付録で丁寧な説明を行い、数式に煩わされることなく読み進められるよう記述している。
目次
1 静電場
2 導体と誘電体
3 電流
4 電流と磁束密度
5 磁性体と磁場
6 電磁誘導の法則と交流
7 マクスウェルの方程式と電磁波
8 電磁気学と現代物理学の発展