内容説明
物理で扱う世界は、原子から宇宙まで大へん広いが、そこで起こる自然現象は、実は単純な物理法則に基づいた、美的でダイナミックに変化する魅力的な現象である。本書は、これらの世界で起こる物理現象をマイコンによる計算機実験でシミュレートし、学習、教育に役立てようとするものである。
目次
放物運動
人工衛星の運動
慣性力
二つの球の衝突
実験室系と重心系
惑星の運動
潮汐力と永年加速
単振動と減衰振動
周期運動
単振動の合成
光の屈折と分散
ドップラー効果と衝撃波
気体分子の速度分布
気体の状態方程式
熱機関
電場のポテンシャル
ローレンツの力
ローレンツ変換
水星の近日点移動
ラザフォード散乱
光電効果
コンプトン効果
水素原子のボーア模型