内容説明
本書は、日本におけるヒトゲノム計画の現状を紹介する意味で、生物、物理、情報処理をベースに、ヒトゲノム計画の研究に関わる理論的な側面に焦点をあてて解説。
目次
1 遺伝子・情報処理・物理
2 乱雑さの中に機能を見る―ゲノム情報を読み解くモチーフ辞書の作成
3 文字を比較し並べる
4 文字列の中にルールを見つける―スプライスシグナルの定量化
5 遺伝暗号(コドン)使用と染色体バンド構造の語ること―ゲノム上での塩基組成の区分的分布とその機能
6 分子のジグソーパズルで遊ぶ―分子間力を利用した膜タンパク質立体構造予測