内容説明
本書は、理工系や経済系などで専門科目の勉強をする際に必要となる数学のなかで、主に高等学校までに学習する基本的事項をまとめたリメディアル教育向けの教科書である。大学への入学前に復習として学習する、あるいは大学入学後に授業と並行して「必要な箇所」を勉強できるよう、厳密な記述や証明よりはまず、数学的概念をイメージできるように、具体的な例を多くあげて丁寧に解説されている。さらには、例に付随した「練習問題」や章末問題も充実させ、初心者が一人でも読み進めることができるよう配慮されている。改訂増補にあたっては、記数法や数列、複素平面などの内容を追加するとともに記述をより丁寧にあらため、さらには問題数も増やしている。
目次
1 数と式
2 集合と命題論理
3 方程式
4 関数
5 三角比と三角関数
6 指数関数と対数関数
7 微分と積分
8 複素平面
著者等紹介
高木悟[タカギサトル]
2003年早稲田大学大学院理工学研究科数理科学専攻博士後期課程研究指導修了による退学。2012年工学院大学准教授。現在、早稲田大学准教授。博士(学術)(早稲田大学)
長谷川研二[ハセガワケンジ]
1990年東京大学大学院理学系研究科数学専攻博士課程修了。現在、工学院大学准教授。理学博士(東京大学)
熊ノ郷直人[クマノゴウナオト]
1997年東京大学大学院数理科学研究科数理科学専攻博士課程修了。現在、工学院大学教授。博士(数理科学)(東京大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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