ヴィジュアル複素解析

ヴィジュアル複素解析

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  • サイズ A5判/ページ数 662p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784563011024
  • NDC分類 413.52
  • Cコード C3041

内容説明

「幾何的直感は数学の発想の源泉である」との信念にもとづき、複素関数の微積分と複素数の幾何について、500余の図版を用いて懇切丁寧に解説。解説にあたっては、ともすれば抽象的になりがちな数学の理論を、具体的なイメージとして見える形に描くことで容易に理解できるよう配慮されている。さらに歴史的なエピソードを紹介し、また、物理学等の他の分野との関わりについても述べ、興味をもって読み進められるよう工夫されている。複素解析の“なぜ?”にヴィジュアルに答える斬新かつ好個な書である。

目次

幾何と複素数の代数
変換としての複素関数
メービウス変換と反転
微分(伸縮ひねりの概念)
微分(伸縮ひねり)の幾何
非ユークリッド幾何
回転数と位相
複素積分とコーシーの定理
コーシーの公式とその応用
ベクトル場(その物理とトポロジー)〔ほか〕

著者等紹介

石田久[イシダヒサシ]
京都産業大学理学部教授、理学博士。専門は複素解析、特にリーマン面と等角写像

今吉洋一[イマヨシヨウイチ]
大阪市立大学大学院理学研究科教授、理学博士。専門は複素解析、特にタイヒミュラー空間とその応用

大竹博巳[オオタケヒロミ]
京都教育大学教育学部助教授、理学博士。専門は複素解析、特に擬等角写像論

小森洋平[コモリヨウヘイ]
大阪市立大学大学院理学研究科講師、理学博士。専門はクライン群、複素力学系

佐官謙一[サカンケンイチ]
大阪市立大学大学院理学研究科助教授、理学博士。専門は複素解析、特に擬等角写像の解析とタイヒミュラー空間

須川敏幸[スガワトシユキ]
京都大学大学院理学研究科助教授、理学博士。専門はSchwarz微分をキーワードとする複素解析学

谷口雅彦[タニグチマサヒコ]
京都大学大学院理学研究科助教授、理学博士。専門は複素解析、特に幾何学的関数論・リーマン面論

西尾昌治[ニシオマサハル]
大阪市立大学大学院理学研究科助教授、理学博士。専門は解析学、特にポテンシャル論

米谷文男[マイタニフミオ]
京都工芸繊維大学工学部教授、理学博士。専門は複素解析、特にリーマン面上の関数論

正岡弘照[マサオカヒロアキ]
京都産業大学理学部教授、理学博士。専門は複素解析、特にリーマン面上のポテンシャル論
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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