内容説明
確率論に初めて出会う読者を対象に、偶然現象に関する直観的理解に重点をおいてまとめられた入門的解説書。1巻に引き続き、本巻では論理的な推論は基本的なものにとどめ、定理なども典型的な条件のもとでその意味を中心に述べる。また、他書にはない面白い話題・新しい話題を多数取り入れ、現実の偶然現象と確率論をつなぐ道案内となることを目指している
目次
5 極限定理とマルチンゲール
6 無限分解可能分布とガウス分布
7 マルコフ連鎖
8 出生死亡過程と分枝過程
9 エントロピー
10 ブラウン運動
A 付録
著者等紹介
池田信行[イケダノブユキ]
1953年九州大学理学部数学科卒。現在、大阪大学名誉教授、理学博士
小倉幸雄[オグラユキオ]
1966年京都大学大学院理学研究科数学専攻修士課程修了。現在、佐賀大学名誉教授、理学博士
高橋陽一郎[タカハシヨウイチロウ]
1971年東京大学大学院理学系研究科数学専攻修士課程修了。現在、東京大学・京都大学名誉教授、理学博士
眞鍋昭治郎[マナベショウジロウ]
1973年大阪大学大学院理学研究科数学専攻修士課程修了。現在、大阪大学名誉教授、理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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