内容説明
本書は、人文・社会科学、理工学系分野において、データ分析のための効果的なツールとして統計学を活用できるように、その基礎となる数学を簡潔に解説した教科書である。データ分析に必須の行列(線形代数)から、数値解析のための微分積分、統計学の土台である確率論までを平易に説明する。一般逆行列、行列の分解、確率モデルによる分析法の解説も含んでおり、「統計学のための数学」の習得に最適な一冊である。
目次
1章 行列の基礎概念
2章 逆行列・一般逆行列
3章 行列式
4章 固有値と特異値
5章 行列と線形写像
6章 微分
7章 ベクトル・行列関数の微分表記
8章 積分
9章 確率
著者等紹介
岡本安晴[オカモトヤスハル]
1972年京都大学理学部卒業(数学専攻)。1977年京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。1983年文学博士(京都大学)。現在、日本女子大学人間社会学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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