内容説明
20世紀は、「組織の世紀」として位置づけても異議を唱える人はいないでしょう。20世紀は組織の上手な運営方法を追究した世紀で経営学もそうした背景のもとに、経営手法の精緻化を求めてきました。21世紀に入っても企業組織の重要性は薄らぐことなく、情報技術の進歩、経済のグロバル化、超競争時代のなか、「よいマネージメント」の構築が求められています。本書は、過去百余年、繰り広げられてきた主要な経営学説を時系列的に学説展開の転機となった功績を中心に纏めた「経営(管理)概論」のテキストです。
目次
第1部 経営学説の流れ―偉大なる論者の功績をたどって(初期理論家;近代理論家;行動科学者;戦略理論家;経営学説の変貌と不変性)
第2部 人を活かす新たな挑戦(人のマネジメント;人の評価;新たな人材活用の基盤)
著者等紹介
スピンクス,W.A.[スピンクス,W.A.][Spinks,W.A.]
1996年Sydney Univ.Graduate School of Business卒業。現在、東京理科大学工学部経営工学科教授。Ph.D.(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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