内容説明
ベイジアン計量経済学の名著の完訳。大きな特徴は、ベイジアンとしての理論的完璧さよりもむしろ実際問題への応用を重視したこと、さらに、一貫してジェフリーズの不度量理論を基礎としてベイジアン計量経済学を造りあげていることである。したがって実際に応用分野で分析活動に従事している人々にとっても好適の入門書である。
目次
1 経済学における推論について
2 Bayesian分析の原理とその典型的な応用例
3 1変量正規線形回帰モデル
4 回帰分析における特殊な問題
5 観測誤差について
6 単一方程式非線形モデルの分析
7 時系列:いくつかの典型的な例
8 多変量回帰モデル
9 連立方程式の計量経済学モデル
10 仮説の比較と検定
11 ある種の制御問題の分析
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