内容説明
理工系学生を対象に、具体的な計算を通しイメージを得ることにより抽象的な概念に自然になじめるよう配慮。定理やその証明の意味が理解できるよう多くの例や問題を配し、実用的な応用として行列のLU分解・最小2乗法・QR分解についての説明と工学や経済学の分野で使われる例などを盛り込んだ線形代数学の教科書・参考書である。
目次
1章 線形代数を学ぶための準備
2章 数ベクトル空間と行列
3章 行列の基本変形と連立1次方程式
4章 行列式
5章 ベクトル空間
6章 ベクトル空間と1次写像
7章 ベクトル空間と内積
8章 行列の固有値・固有ベクトルと対角化
問題の略解とヒント
著者等紹介
石井伸郎[イシイノブロウ]
現在、大阪府立大学総合科学部教授、京都大学理学博士
川添充[カワゾエミツル]
現在、大阪府立大学総合科学部講師、京都大学博士(理学)
高橋哲也[タカハシテツヤ]
現在、大阪府立大学総合科学部助教授、京都大学理学博士
山口睦[ヤマグチアツシ]
現在、大阪府立大学総合科学部助教授、ジョンズ・ホプキンス大学Ph.D.
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