内容説明
本書は、微分積分、線形代数それぞれ半期ずつで履修する内容を一冊で学べるよう編まれた大学初年級向けのテキストである。微分積分では、初等関数の定義と関数・数列の極限からはじめ、偏微分、重積分までを詳説する。また、線形代数では、行列の演算、線形写像から連立1次方程式の解法、行列の対角化までを扱う。本文の解説では基本的な概念と定理を厳選し、多くの具体例と随所に設けた演習問題を解きながら着実に理解が深められるよう工夫している。
目次
微分積分(関数と極限;導関数;不定積分と定積分;偏導関数と2重積分)
線形代数(行列;線形空間;線形写像;行列式;連立1次方程式の解法;行列の対角化)