出版社内容情報
最新の世界人口推計をもとに人類社会の持続可能性を探る。国連が掲げる開発目標の現在と未来へ向けての課題を、経済、環境、水と衛生、ジェンダー、家族計画、人権など幅広い視点から論じ、人口学の観点から問い直す。
目次
第1章 世界人口の動向と「人口・開発」問題
第2章 SDGsとは何か―起源と概要、達成状況
第3章 「成長の限界」からSDGsへ―人口・開発・資源・環境から見た可能性と課題
第4章 家族計画とリプロダクティブ・ヘルス―サブサハラ・ルワンダの事例より
第5章 ジェンダーと開発―シンガポールの事例より
第6章 水・衛生と地域開発―フィリピンの事例より
第7章 SDGsから見る人口と経済
第8章 人口・開発と地球環境の持続可能性
第9章 人権と人権指標としてのSDGs指標
著者等紹介
佐藤龍三郎[サトウリュウザブロウ]
1952年長崎県生まれ。国立社会保障・人口問題研究所国際関係部長、早稲田大学政治経済学部非常勤講師を経て、現在、中央大学経済研究所客員研究員、跡見学園女子大学兼任講師
松浦司[マツウラツカサ]
1977年福井県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業、京都大学経済学研究科博士課程学修認定退学。中央大学経済学部准教授。博士(経済学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。