出版社内容情報
少子高齢化・人口減少に悩む日本にとって移民と外国人労働の拡大はどのような意味を持つのだろうか。人口学、経済学、社会学の専門家が総合的に検討し、国民的議論の基礎資料を提供する注目書。
目次
序章 国際人口移動の概況
第1章 現代日本における移民受け入れの歴史:国際移動転換の観点から
第2章 日本における低い外国人女性の出生力とその要因
第3章 外国人人口の分布と移動
第4章 移民・外国人政策の現在:重層的な境界管理と選別的排除
第5章 訪日外国人の経済・社会的効果:北海道倶知安町の事例研究
第6章 移民・外国人労働者と労働市場
第7章 外国人技能実習制度の活用状況と今後の展開
第8章 移民・外国人と社会保障財政
終章 外国人受け入れをめぐる議論
著者等紹介
小〓敏男[コサキトシオ]
1958年石川県生まれ。東海大学政治経済学部経済学科教授
佐藤龍三郎[サトウリュウザブロウ]
1952年長崎県生まれ。国立社会保障・人口問題研究所国際関係部長などを経て、現在、中央大学経済研究所客員研究員、早稲田大学政治経済学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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