出版社内容情報
戦後日本の国土政策は6つの全国計画を軸に展開されてきた。筆者が半世紀にわたる国土政策を一気通貫で分析、功罪を解き明かす。戦後日本の国土政策は6つの全国計画を軸に展開されてきた。計画自体の紹介、政府報告書と専門研究者の分析書からの引用交え、政策形成の場にも身をおいてきた筆者が半世紀にわたる国土政策を一気通貫で分析、功罪を解き明かす。
矢田俊文[ヤダトシフミ]
目次
第1編 産業基盤の整備―一九五〇‐六〇年代(国土計画策定の構図―下河辺証言から読み解く;国土総合開発法と特定地域総合開発計画;特定地域総合開発計画の実態;全国総合開発計画とその検証;企業の立地合理性とコンビナートの形成;工業基盤の整備と新産業都市の形成;首都圏の新しい臨海工業地帯・京葉コンビナート)
著者等紹介
矢田俊文[ヤダトシフミ]
九州大学名誉教授、北九州市立大学名誉教授。1941年新潟県に生まれる。1964年東京大学教養学部教養学科卒業。1971年東京大学大学院理学系研究科(地理学専門課程)博士課程修了。理学博士。法政大学経済学部(1970‐81助手、講師、助教授、教授)。九州大学経済学部教授(1982‐2004)。同石炭研究資料センター長(1985‐95)。同副学長(1997‐2001大学改革、キャンパス移転担当)。同大学院経済学研究院長・学府長・学部長(2002‐2004)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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