出版社内容情報
EU統合の深化と拡大に伴い新たに創出されてきた地域的まとまりを「ニューリージョン」として、25人の執筆陣が、
総論、人口、都市と経済、農業、環境の5つの視点からみた今日ヨーロッパを特徴づける地域性の動向を論じる。
目次
第1部 総論(EU統合のなかでの国民国家とエスニック集団;EUの地域政策とニューリージョン ほか)
第2部 人口(EUにおける出生とその変化;ドイツの大都市における高齢者の“aging in place” ほか)
第3部 都市・経済(経済的中枢管理機能からみたハンガリーの都市体系;EUにおける多国籍企業の展開とその特徴 ほか)
第4部 農業・農村(ブルガリアにおける農村の持続的発展と生活環境;東ヨーロッパにおけるルーラル・ツーリズムの展開 ほか)
第5部 環境・地域資源(ルーマニアにおける森林の利用と保全;ドイツにおける近年の森林利用と景観の変化 ほか)
著者等紹介
小林浩二[コバヤシコウジ]
1946年生まれ。1975年東京教育大学大学院博士課程中退。現在、岐阜大学名誉教授。専門分野はヨーロッパ地誌学、農業地理学
大関泰宏[オオゼキヤスヒロ]
1958年生まれ。1985年筑波大学大学院博士課程中退。現在、岐阜大学教育学部教授。専門分野は地理教育、人口地理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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