経済地理学入門―地域の経済発展 (新版)

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  • サイズ A5判/ページ数 228p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784562091058
  • NDC分類 332.9
  • Cコード C1033

内容説明

1994年に大明堂から出版した『経済地理学入門』をもとに、その後の現実の進展と経済地理学の進歩を、随所で修正したり加筆したりしたものである。現状に関する統計データも直近のものにより、グラフや表を入れ替え、新しい事態に関する叙述も加えた。

目次

第1章 経済地理学の課題・方法・視角(商業から社会問題への関心の移行;経済地理学の研究対象 ほか)
第2章 農業の効率性と地域性(世界の農業と日本の農業;農業における効率性の問題―エコロジーからの接近 ほか)
第3章 工業の立地変動(現代世界における工業立地変動;ヴェーバーの工業立地論 ほか)
第4章 都市システムと経済の空間的連関(都市の概念;小売業の立地と中心地 ほか)
第5章 国民経済内部の地域間格差(経済的地域間格差と産業構造;地域経済発展の原動力としての移出ベース ほか)

著者等紹介

山本健兒[ヤマモトケンジ]
1952年新潟県生まれ。1974年一橋大学社会学部卒業。1980年東京大学大学院理学系研究科地理学専門課程博士課程退学。法政大学経済学部教授、博士(理学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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らっそ

8
若い学生時代に恩師が欧米経済論の授業でおっしゃっていた大都市についてについての論考は、都市システムに関する経済地理学の理論に基づいていることに、21年経って気づく2019/01/23

2
経済地理学は学部授業以来である。覚えてたことと言えば、クリスタラーの中心地理論といわれる市場交換の原理から都市の階層制が生まれるということと、ウェバーの立地論くらいである。場所による違いについて簡単に説明され、環境決定論や環境可能論などの用語の説明がなされている。少し労働経済学に似た部分もあり、ネットワーク理論に応用できそうな気がした。フリードマンの集中集積についての仮説やペティ法則などざっと説明されている。2014/04/11

こずえ

1
経済地理学は経済や地理、都市工学などの融合分野である。まぁ経済地理と銘打ってる本は少ないが類書は多い。とりあえずどういうのかを知りたい人むけ

direnma

1
浅く広くといった本であった。ある理論があるのに対しその批判がある。 という繰り返し。 まさしく入門であるが、経済学をかじってないとちとキツイ 。2011/08/03

くどちゃん

1
数式が難しい。学術書なので抽象的。決して入門ではない。笑2010/05/18

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