内容説明
人口の地理学的研究あるいは人口の地域的分析は、人口の分布・増減・移動・構造といった一連の人口現象の地域的差異を明らかにし、かつ差異が出現するにいたった要因を追求することを目的としている。本書はその入門書で、この分野の研究でよく用いられる各種の分析手法のうち基礎的なものをとりあげ、計算の実例を示しながら解説したものである。手法の解説に必要な計算例には、もっぱら現代の日本の人口をとりあげて、読者が手法の理解と並行して現代日本の地域人口の実態に触れることができるように工夫した。
目次
第1章 人口の分布(人口分布図;人口密度と人口密度図 ほか)
第2章 人口の増減(人口の増加数・増加率・増加指数;増減の寄与率 ほか)
第3章 人口の移動(移動に関するデータ;ラベンスタインの「移動法則」 ほか)
第4章 人口の構造(男女構造;年齢構造 ほか)
第5章 研究を進めるに当って
著者等紹介
小笠原節夫[オガサワラセツオ]
1935年愛知県に生まれる。1964年広島大学大学院博士課程単位取得。現在、愛知教育大学名誉教授。理学博士
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