出版社内容情報
十九世紀ロンドン、ヴィクトリア時代――階級社会の最下層で暮らす労働者たちの貧困、生きることへの貪欲さ、諍い、笑い……庶民のリアルな姿と肉声をつぶさに観察、克明に描いた英国生活誌の不朽の名著。2011年3月刊の新装版。
【目次】
内容説明
ぼろ着をまとった19世紀のロンドン。ヴィクトリア時代、大都会の一歩裏の貧民街や喧騒に満ちた市場、はたまた悪臭ふんぷんたる排水溝の中など、どん底のなかでたくましく生きる庶民の姿を克明に描いた英国生活誌の不朽の名著。新装版。
目次
路上の人びと一般、特に呼売商人の種類
街頭職人
土曜日の夜のロンドンの街頭市場
呼売商人の習癖と娯楽
「ヴィクの天井桟敷」
無教育な呼売商人
「呼売青年」の教育
呼売商人の服装
一ペニー劇場
魚を売る街頭商人…ビリングズゲイト
果物・野菜を売る街頭商人…コヴェント・ガーデン・マーケット
ロンドンの花売り娘
二人の孤児の花売り娘
オランダガラシ売り…ファリングドン市場にて
ある種のアイルランド人街頭商人の身の上話
飲食物を売る街頭商人
エンドウ豆のスープおよび熱いウナギを売る街頭商人
塩漬けのエゾバイを売る街頭商人
街頭商人と魚のフライ
羊の足を売る女性の話
焼きジャガを売る街頭商人
「行商する(トロッティング)」肉屋あるいは「呼売する(ホーキング)」肉屋
ハムサンド売りの体験談
屋台のコーヒー売り
ペパーミント水の路上販売
セント・ジェイムズ公園の牛乳売り
街頭の牛乳売り
路上のパイ売り
路上のゆでブディング売り
プラム人り「プディング」あるいはゆで団子
街頭を走るブロードサイド売り
街頭を回るブロードサイド売りの体験談
安宿の不潔さ・不正・不道徳
ある娼婦の話
ナツメグ用おろし金を売る身体に障碍のある街頭商人
街頭販売されている本の種類
ロンドンの安物屋
ある行商人の話
中古の楽器を売る街頭商人
中古楽器を売る「いんちき商人」
古着商
ペティーコート・レーンとローズマリー・レーンの街頭商人
著者等紹介
メイヒュー,ヘンリー[メイヒュー,ヘンリー] [Mayhew,Henry]
1812年英国生まれの著述家。1841年に創刊された雑誌『パンチ』およびその前身で1839年に廃刊になった『フィガロ・イン・ロンドン』誌と深くかかわる。1887年、気管支炎のためロンドンで死去
植松靖夫[ウエマツヤスオ]
上智大学大学院文学研究科英米文学専攻博士後期課程修了。東北学院大学文学部教授。東北大、弘前大、名古屋外国語大学大学院などでも教鞭を執る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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