出版社内容情報
時速300キロ、4万人の観客にかこまれた衆人環視のサーキット。炎上するマシンから這い出たレーサーは、なぜか胸を刺され死んでいた――。父の罪か、子の宿命か。鈴鹿を舞台に加速する、衝撃の本格モータースポーツ・ミステリー!
【目次】
内容説明
レース中の炎上事故、ドライバーはその場を逃れたが直後、刺殺体で発見される。犯人を見た者はいない。家族と野心、金、そして過去。すべての謎が、そこにあった―。島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞第1作!
著者等紹介
竹中篤通[タケナカアツミチ]
三重県桑名市出身。医師。京都大学理学部卒業。スズキ株式会社勤務を経て、名古屋市立大学医学部卒業。2025年、『片腕の刑事』で第17回島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
オーウェン
42
タイトルそのままな鈴鹿サーキットでのレース中に車がクラッシュ。 ドライバーが炎上する中、なぜか背中に刃物が刺さっていた。 謎は興味をそそるが、現在や過去を行き来する構成によって何とも嫌な人物が多い。 誰が殺したのかにしても二転三転する意味がね。 そして最後のぶつ切りのような終わり方。 その先を見せないとモヤモヤしてしょうがない余韻。 何とも締まりがないミステリだった。2026/05/08
rosetta
28
★★✮☆☆福山ミステリでデビューした作家さんの2作目。四日市のカート屋漆畑は幼い息子をカートの事故で亡くしていた。1年後虐待されているヤクザの息子虎丸を不憫に思いカート場に連れて行く。17年後プロドライバーになった虎丸のチームのレギュラーがレース中に殺される⋯トリックはまぁよく考えられていると思うが、地の文で嘘を書いてはいけないと言うタブーを犯しているのがアウト。刑事チームも何しに出てきたのかというくらい活躍しない。不良刑事や不良中学生の造詣がダサい昭和のドラマのようなお粗末さ。これは失敗作だろう2026/05/01
fuku3
26
2026.5.11読了。前作も突っ込み所満載であったが、今作もまた⁉︎肝心なトリックに突っ込み所満載て⁉︎文章はわりと読み易いが構成が酷い。あっちへ行ったりこっちに来たり、この辺はもっと編集の手を入れるべき。また余分な部分が多過ぎ、主人公の学生時代はもっと簡素に。後に誰か重要な人物が関係してくるのかと思ったら誰も関係なし。刑事の学生時代のエピソードもこの事件に直接関係があるのかと思ったが誰も関係なし。単なるかさ増しエピソードとは⁉︎女好き刑事のエピソードも事件に全く関係なしとは⁉︎何を読まされていたの⁉︎2026/05/11
だるま
18
鈴鹿サーキットでレース中に1台の車がスピンし衝突、炎上。出てきたドライバーは倒れ、控えていた救急科の医師が駆け寄ると、ドライバーは胸を刺殺されていた。大勢の観衆が見守る中での不可解殺人。それを捜査する刑事のパートと、極貧の上にヤクザの父親に暴力を振るわれていた少年が、カートショップのオーナーに助けられドライバーの道を歩んでいく物語のパート。これが交互に描かれる。ミステリとしては無難な出来。でも、サーキットドライバーの厳しく苦しい世界が書かれた作品は滅多に無いので、そこが面白かった。タイトルは昭和っぽいが。2026/04/21
かんがるー
7
最初っから面白くて引き込まれ一気読み! モータースポーツって日本ではあまり馴染みがなく、ミステリーとしても小説としても題材になったのを知らないので読んでて楽しかった!F1を追っかけていた頃が懐かしい。 元ドライバーの刑事視点も関係者たちの視点も良くて、どの視点で読んでも引き込まれ面白かった。一瞬、とある小説を思い浮かべましたが、全然違ってラスト良かった。 元ドライバーの刑事が魅力的だったので、彼メインでシリーズになったらいいなぁ。相方はあれだけ暴れん坊ならもっと天才でいてくれ笑2026/03/20
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