出版社内容情報
百歳近い四人の女性たち。彼女たちの共通点は「アウシュヴィッツから生還した」こと。少女時代に過酷な経験をし、その後の長い年月を様々な方法で歩んできた。人生の終わりがみえてきた今、最後に語り合ったノンフィクション。
【目次】
内容説明
忘れられる前に、消えてしまう前に、語り合う。百歳近い四人の女性たち。彼女たちの共通点は「アウシュヴィッツから生還した」こと。少女時代に過酷な経験をし、その後の長い年月を様々な方法で歩んできた。人生の終わりがみえてきた今、最後に語り合ったノンフィクション。
目次
少女時代
逮捕
ビルケナウに到着
生きのびる
エステルとマリー
解放
人生、そして記憶
アウシュヴィッツ・ビルケナウ収容所を生きぬいた少女たち
著者等紹介
テブル,ダヴィド[テブル,ダヴィド] [Teboul,David]
映画監督、ビデオ作家、作家と複数の肩書きを持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
とよぽん
37
最後の証言者・・・語ってくれた4人の女性たちに感謝! 思い出したくもないおぞましい体験、常に死と隣り合って息をしてきた日々、仲間や先輩のリーダー、あらゆる人間の弱さ醜さを見てきた彼女たち。勇気を出して、これからの世界の平和のために語ってくれたことに心からありがとうと言いたい。2026/04/22
りつこ
36
アウシュヴィッツを生き延びた4人の老女を招待しどのような少女時代を送ったのか、アウシュヴィッツに送られてどんなことがあったのかを聞くというドキュメンタリー映像の書籍化作品。 生まれも育ちも違う彼女たちだが収容所で地獄のような目に遭ってきたことは共通。ナチスのしたことは人間の所業とは思えないが人間はこういうことをしてしまうのだ…というのが以前よりリアルに感じる。イザベルが語った「若い人たちは、常に自由と人権が守られるよう監視を怠ってはいけない」という言葉。 今こそ読むべき本だと思った。2026/06/01
おかむら
29
ホロコーストを生き延びた4人のユダヤ人少女たちが戦後80年たった今、初めて集まり自らの人生を振り返る。パリの貧しい靴職人の娘と縫製工場の娘、ポーランドの薬剤師一家の娘、ルーマニアの裕福な材木商の娘、それぞれの地で穏やかに過ごしていた子供時代、徐々にユダヤ人差別が進行していき、ある日逮捕され強制収容所へ。収容所生活の壮絶さは読んでいて辛い。そして解放されてからの戦後の暮らしにも収容所の記憶が影を落とす。90半ばを超えた彼女たちの語りはまだまだお元気そうで辛い物語ではあるけれど最後まで読ませる力が。翻訳もよし2026/03/02
ビーグル犬大吉
3
この本を読むまで捕虜になって一番過酷なのはソ連によるシベリア抑留だと思い込んでいたが、上には上があった。年端もいかぬ女性に穴掘りやトロッコ押しなどの肉体労働を強いて、役に立たなければ即ガス室送りとは非情にもほどがある。生き残った女性でも体重25キロでは生きた心地もしなかったろう。そんな中、マラが絞首刑になる時に自ら静脈を切り、息絶える前に死刑執行人に平手打ちを食らわせ、「あなたたちはいつか必ず、犯した罪の報いを受ける!」と叫んだのは溜飲が下がった。でもユダヤ人は子々孫々、ドイツ人を絶対に許さないだろうな。2026/03/05
りか
1
100歳近い4人の女性たち。"アウシュビッツから生還した"という共通点がある。 自分たちが体験し、見たことや聞いたこと、解放されてからのその後。4人がそれぞれに語ります。 2026/04/11
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