出版社内容情報
調理が手軽な缶詰肉スパム。アメリカで誕生し、戦時は重要なカロリー源となり、戦後は食糧支援品として世界中に広まった。コロナ禍で長期保存可能なタンパク源として再注目されたスパムの社会的、経済的背景に迫る。レシピ付。
【目次】
内容説明
食の工業化を背景に生まれた缶詰肉の傑作“スパム”。それはやがて、第二次大戦以降、アメリカの占領地や同盟国への食料支援とともに広がり、世界各地の食文化を激変させた。軍需物資から食卓の定番へと浸透したその歴史をたどる。
目次
序章 アメリカとともに広がったスパム
第1章 支援物資としてのスパム―加工食品事業とスパムを絡めた政治
第2章 スパムと戦争へと突き進む社会
第3章 英国の銃後におけるスパム
第4章 太平洋諸国におけるスパム
第5章 スパムと朝鮮戦争
第6章 各国に定着したスパムと絶えることのないその魅力
第7章 スパムタウンUSA
著者等紹介
スプリング,ケリー・A.[スプリング,ケリーA.] [Spring,Kelly A.]
食の歴史を専門とするコンサルタント、研究者、ライター、講師として活躍。マンチェスター大学で歴史学の博士号を取得。食の歴史を発信するウェブサイト「ザ・フォーク・フロント」のオーナー、「IHR 食の歴史セミナー」の主催者
龍和子[リュウカズコ]
北九州市立大学外国語学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
秋良
21
米軍のゆくところスパムあり。そしてスパムメールの由来はモンティパイソンネタのスパムからだった!この2つが重要。長期保存が効き手軽にタンパク質を補給できる缶詰肉は、戦争と相性が抜群だった。アメリカの出兵→現地にスパムを持ち込む→現地の食文化にスパムが組み込まれる(フィリピン、沖縄、韓国)という流れがとても分かりやすい。あ、そっか中東はイスラムで豚を食べないから、スパムは浸透しなかったのか。キムチチャーハンに豚バラの替わりにスパムを入れるのが驚きだった。2026/01/31
ととむ
2
戦争と共に広がる食文化。文化の歴史なんて数世代で我が物顔するんだな。2026/01/24
Go Extreme
1
軍用食 第二次世界大戦 GIジョー 戦後復興 グローバリゼーション ハワイ 沖縄 韓国 フィリピン スパムむすび プデチゲ 食のアイコン ブランド戦略 マーケティング 中身の謎 ピンク色の肉 ランチミート 利便性 低価格 プロレタリアートの食事 食の安全 産業遺産 ポップカルチャー モンティ・パイソン スパムメール(語源) 非常食 栄養価 塩分 脂肪 ソウルフード 植民地主義 文化の混淆(クレオール化) アメリカナイズ 食の均質化 ノスタルジー 持続可能性 アイデンティティ ジャンクフード 配給 階級社会2026/02/08
takao
1
スパムは第2次世界大戦を契機に世界中に広まった。 2026/01/01
森田
0
図書館2026/01/20




