下着の文化史―古代の腰布からスポーツブラまで

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下着の文化史―古代の腰布からスポーツブラまで

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  • サイズ A5判/ページ数 272p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784562075478
  • NDC分類 383.1
  • Cコード C0098

出版社内容情報

身体のプライベートな部分を覆う下着。どこを隠し、何なら見せてもよいのかは時代や場所と共に変わってきた。衛生的、道徳的、性的など、さまざまなニーズを反映した形状で着る者をサポートする衣服について、図版とともに紹介する。


【目次】

内容説明

身体のプライベートな部分を覆う下着。どこを隠し、何なら見せてもよいのかは時代や場所と共に変わってきた。衛生的、道徳的、性的など、さまざまなニーズを反映した形状で着る者をサポートする衣服について、図版と共に迫る。

目次

第一章 下着はなんのためにあるのか?
第二章 コッドピースとコルセット
第三章 慎ましさと淫らな胴体
第四章 アウターからアンダー、そしてまたアウターへ
第五章 生地と寸法
第六章 医療とその他の実用的な事柄
第七章 経済と宗教にまつわる問題
第八章 下着の引き出し

著者等紹介

エドワーズ,ニーナ[エドワーズ,ニーナ] [Edwards,Nina]
ロンドン在住のフリーライター、編集者。俳優としても活躍

秋山絵里菜[アキヤマエリナ]
早稲田大学第一文学部卒業。翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

32
新刊コーナーより。多様な文化における「下着」を紹介している意欲作です。原題「The Virtues of Underwear」がしっくりきます。衛生、嗜好、機能性。見せないものだからこそ、見ることに様々な意味がある…その感覚はどの文化であってもかなり似通っていて、面白いです。私は絵画における下着というとまっさきにキリストの磔刑が思い浮かびますが、ちょっと話題がそれちゃうかなあ。2025/09/22

みんな本や雑誌が大好き!?

1
様々な文学作品(「サミュエル・ピープスの日記」「デカメロン」など)や映画(「フラッシュダンス」「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「ベンチャー・ワゴン」など)などの「下着」シーンを取り上げて論じたりもしています。授業の前にトイレに入ったヒラリー・クリントンが用を足して出る時に、「スカートのうしろをパンティストッキングに巻き込んでしまった」「初めての授業を、クラス全員の前で、下着と太ももを丸出しにして教えていたなんて」羽目になってしまうエピソードを紹介しています(これはフィクションに出てくる話としてですが)。2025/08/04

Go Extreme

1
https://claude.ai/public/artifacts/11a456f7-856d-4be1-8d70-779a60360418 2025/07/09

拡がる読書会@大阪

1
古代エジプトから20世紀末までの下着の変遷を追い、衣服の内側に秘められた文化的・社会的背景を解き明かす本書。下着を単なる衣服の一部としてではなく、時代や社会の変化を映し出す鏡として捉え、その歴史的意義を探求しています。 https://note.com/sharebookworld/n/n831b003d5eb22025/04/27

Masa03

0
深い。 下着。 世界中でとは言わないが、ほとんどの文明世界で当たり前に身につけられているもの。 だが、日本だけでも100年少し前まで褌であったし、他国も今のものとは異なる装いであったろう。 とはいえ、プライベートの極致に関わるもの、そしてエロスを想起させるものだけに昔のものは文献にも残らず、実物も残しておく類のものでないから確たることはわからない、ということはよくわかった。 近現代になると商業広告が残されているが、それとて時代的には中流以上の人々のものだろう。 なかなか深いテーマだった。2025/11/06

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