出版社内容情報
Covid-19の大流行を受け、世界中でヒトやモノの移動が再編成されつつある。進化する貿易、個人旅行などの交通手段、グローバル化した世界の大規模な交流や情報の流れまで、100余点の地図と資料を用い多角的に考察。
【目次】
内容説明
一目瞭然で移動=モビリティの全容がわかるアトラス!100を超える地図と豊富な資料によって、持続可能な交通・輸送から、さまざまな交換、情報の流れにいたるまで、移動=モビリティの現状と将来のあらゆる側面を概観する。
目次
動きの地図化(さまざまな結びつきと関係における強度の視覚化;静態的な地図と動態的な地図? ほか)
制限する政策と促進する政策(開放と閉鎖;環境整備の重要な決定 ほか)
実践とその意味(第六感としてのモビリティ?;モビリティーズとその種類 ほか)
公害(汚染)と混乱(モビリティーズによる公害(汚染)?
渋滞と飽和 ほか)
動きと場(鉄道駅と空港―多目的化へ?;だれを待てるのか? ほか)
付録
著者等紹介
ベルニエ,グザヴィエ[ベルニエ,グザヴィエ] [Bernier,Xavier]
ソルボンヌ大学地理学研究指導教授。地理学のアグレジェ(教授資格者)であり、「媒介―場の科学、結びつきの科学」研究所と、マスターコースのTLTE(交通、ロジスティックス、地域、環境)を指導。アラブ首長国連邦のアブダビ・ソルボンヌ校でも教鞭をとる。研究対象は、モビリティーズや空間を横断するための多様な手段、モビリティとかかわる環境整備政策、さらにモービル空間と結びついた物質的・象徴的な現実化、モビリティの表現と空間的構成などをとおした、さまざまな社会の調査である。ナイジェリアやネパールでの調査のあと、フィールドをレバノンや北米、日本、中央アジア、アルプス地方にまで広げている
ガレ,ポール[ガレ,ポール] [Gallet,Paul]
地理学者・地図製作者。研究にくわえて、地域の公共活動の分野でも活動し、地方自治体や地方公共団体が直面する問題に深い関心をよせている
蔵持不三也[クラモチフミヤ]
1946年栃木県今市市(現日光市)生まれ。早稲田大学第一文学部卒。パリ第4大学(ソルボンヌ校)修士課程修了。パリ社会科学高等研究院博士課程修了(歴史人類学・ヨーロッパ民族学専攻)。早稲田大学人間科学学術院教授、モンペリエ大学客員教授をへて、現在早稲田大学名誉教授、博士(人間科学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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