憎悪と破壊と残酷の世界史〈下〉―ファシズムから世界大戦、クメール・ルージュ (下)

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憎悪と破壊と残酷の世界史〈下〉―ファシズムから世界大戦、クメール・ルージュ (下)

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  • サイズ 46判/ページ数 208p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784562075164
  • NDC分類 209
  • Cコード C0098

出版社内容情報

人類の歴史が戦争や虐殺で埋め尽くされているのはなぜなのか? 異端審問、ジハード、暴動、革命、内戦、二度の大戦、全体主義、ファシズム、カティン、クメール・ルージュなど、24の象徴的な出来事を例にその本質に迫る。

内容説明

野蛮で残虐な行為にかんする人間の想像力はかくも大きい!「人間の残忍性を“獣のような”と形容することがあるが、動物が人間と同じように残酷になることは決してありえない。あれほど芸術的なセンスをもって、あれほど巧みに残酷になることは」―ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』

目次

第三部 二つの世界大戦と内戦のはざまで―残酷が頂点をきわめた一九一四年から一九四九年まで(二つの世界大戦の残虐行為、暴力、そして「残虐化」;イタリアのファシズム 内戦の暴力、植民地の残虐行為、全体主義の偏流;収容所制度に見るナチの残酷システム;アジア太平洋戦争中に日本が犯した残酷行為とその記憶のパラドックス;フランス一九四〇~一九四五 ナチ・ドイツによる占領の残酷さ、解放後の対独協力者粛清にまつわる汚点;ギリシア内戦における暴力と残酷 一九四三~一九四九)第四部 永続的な政治的残虐―現代(アルジェリア戦争における暴虐の行使 FLN(アルジェリア民族解放戦線)の場合
中国の内戦における残虐行為 康生の場合
クメール・ルージュ体制の残忍性、その起源とは
クレマン・ロセと「残酷性の原則」 哲学的アプローチ)

著者等紹介

クルトワ,ステファヌ[クルトワ,ステファヌ] [Courtois,St´ephane]
共産主義を専門とする歴史研究者。HDR(高等教育機関で研究・指導を行う国家資格)保持者であり、フランス国立科学研究センター(CNRS)の名誉研究部長、カトリック高等学院(ICES)現代史教授、複数の叢書の監修者。フランス共産党の歴史にかんする数多くの著作があるほか、編著として全体主義をテーマとする複数の書籍にかかわった。近刊書である『レーニン―全体主義の発明者』(ペラン、2017)は、2018年に歴史本大賞と政治家伝記大賞に輝いた

神田順子[カンダジュンコ]
フランス語通訳・翻訳家。上智大学外国語学部フランス語学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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マウンテンゴリラ

1
下巻に入り、時代も下って現代に至るとともに、その残虐性は緩和されるどころか、システム化され、加害当事者の痛みが伴わないものへと変化して行き、悪化しているようにさえも感じられた。それは、相対的な近現代の特徴ともいえる宗教的な信仰の衰退による道徳心の崩壊によるのかもしれない。一方で、近代の始まりともいえる産業革命以降、人口は爆発的に増加しており、数の上では人類は繁栄し続けており、特に20世紀の二度の世界大戦の後は、それが加速しているようにも感じられる。さすがに、戦争による大量破壊,虐殺を含めた大量死へ→(2)2025/04/18

takao

1
ふむ2025/03/27

Go Extreme

1
戦争と残虐行為:第一次世界大戦 第二次世界大戦 南京大虐殺 アウシュビッツ 捕虜虐待 市民虐殺 生体実験 強制労働 ファシズムと全体主義:ムッソリーニ ナチス ファシズム 国家暴力 植民地支配 化学兵器 反ユダヤ主義 植民地残虐行為 歴史認識:記憶のパラドックス 戦後処理 東京裁判 教育と歴史認識 歴史的責任 被害者証言 トラウマ 内戦と民族闘争:ギリシャ内戦 アルジェリア戦争 中国内戦 FLN 政治的弾圧 民間人被害 残酷性の哲学:クレマン・ロセ 残酷性の原則 非人間化 社会的暴力 権力構造 恐怖政治2025/03/25

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