憎悪と破壊と残酷の世界史〈上〉―剣闘士からジハード、異端審問、全体主義 (上)

個数:

憎悪と破壊と残酷の世界史〈上〉―剣闘士からジハード、異端審問、全体主義 (上)

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2025年06月05日 05時39分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 324p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784562075157
  • NDC分類 209
  • Cコード C0098

出版社内容情報

人類の歴史が戦争や虐殺で埋め尽くされているのはなぜなのか? 異端審問、ジハード、暴動、革命、内戦、二度の大戦、全体主義、ファシズム、カティン、クメール・ルージュなど、24の象徴的な出来事を例にその本質に迫る。

内容説明

人間の奥に潜む残酷さをあらゆる側面から描く!人間は憎悪と破壊の欲望を持っている。平時においては、こうした衝動は眠っているが、時代の平安が破られると目覚める。この衝動を覚醒させ、集団的な精神疾患へとエスカレートさせることはかなり容易である。

目次

第一部 古代からキリスト教およびイスラーム世界まで(古代ローマ人は残酷だったのか? 剣闘士の伝説と現実;中世における複数権力の併存と残酷さ;カトリック教会、異端派、異端審問;ジハードの残虐性;版画に見る「戦争、虐殺、騒乱」 トルトレルとペリッサン(一六世紀フランス))
第二部 革命的残虐行為―全体主義的残虐行為へ(残虐性の教育効果 ロベスピエールとその派閥の死 一七九四年七月二八日;社会規範と権利 サドの残虐性が政治的に示唆しているもの;正規軍の戦争から民衆をまきこんだ戦争へ;「理解できるか、できないか。それが問題だ…」ドストエフスキー、トルストイ、サヴィンコフそしてネチャーエフの『革命家の教理問答』;「マルクス、エンゲルス、レーニン、スターリン、毛!」階級闘争、内乱、全体主義的残虐 ほか)

著者等紹介

クルトワ,ステファヌ[クルトワ,ステファヌ] [Courtois,St´ephane]
共産主義を専門とする歴史研究者。HDR(高等教育機関で研究・指導を行う国家資格)保持者であり、フランス国立科学研究センター(CNRS)の名誉研究部長、カトリック高等学院(ICES)現代史教授、複数の叢書の監修者。フランス共産党の歴史にかんする数多くの著作があるほか、編著として全体主義をテーマとする複数の書籍にかかわった。近刊書である『レーニン―全体主義の発明者』(ペラン、2017)は、2018年に歴史本大賞と政治家伝記大賞に輝いた

神田順子[カンダジュンコ]
フランス語通訳・翻訳家。上智大学外国語学部フランス語学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

1
ふむ2025/03/27

Go Extreme

1
残酷の構造:残虐行為 正当化 恐怖政治 欲望と権力 社会規範 抑圧と支配 暴力の制度化 古代ローマ:剣闘士 スパルタクス 奴隷制度 娯楽と暴力 社会秩序 プロ剣闘士 中世の残酷:異端審問 教会権威 十字軍 処刑の儀式 権力併存 アルビジョワ十字軍 近代と全体主義:フランス革命 ロベスピエール ギロチン スターリン ソ連大粛清 グラーグ NKVD 宗教と暴力:ジハード 聖戦 非ムスリム迫害 捕虜虐殺 宗教的正当性 視覚表現と批評:版画 トルトレル 宗教戦争 プロパガンダ 社会批判2025/03/25

マウンテンゴリラ

0
タイトルを見ただけで、気が滅入りそうになる反面、歴史を通して人類の本質を炙り出そうとするものとして興味深さを感じた。なぜかくも人類は愚かなのか、というのは本書のテーマである同種間の暴力や残虐行為にとどまらず、他種の大量絶滅や気候変動などを引き起こし、自らの基盤である地球環境にまで残虐行為を施していることにも言えそうな気もする。残虐さという点では、確かにここに描写される様々な破壊,処刑,虐殺等の行為は、現在のこの国に暮らす我々にとっては、想像を絶するものに思える。しかし現在でも、地球上のどこかでは、→(2)2025/04/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22428390
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品