出版社内容情報
完熟でも未熟でも、生でも保存加工されても食べられるマンゴー。インドで育まれ、奴隷貿易とともに大西洋を越え、近年では宇宙にも進出した。薬として重宝され、香りや味を文学作品に讃えられる魅惑の果物に迫る。レシピ付。
内容説明
完熟でも未熟でも、生でも保存加工されても食べられるマンゴー。インドで育まれ、奴隷貿易とともに大西洋を越え、近年では宇宙にも進出した。薬として重宝され、香りや味を文学作品で讃えられる魅惑の果物に迫る。レシピ付。
目次
序章
第1章 すばらしきマンゴー―植物学、生産、健康
第2章 マンゴーの旅
第3章 ムガル帝国とマンゴー
第4章 英国とヨーロッパとマンゴー
第5章 毛沢東とマンゴーと東方
第6章 砂糖のような甘さから強烈な酸味まで―フィリピン、東南アジア、オーストラリア、南太平洋
第7章 マンゴーと比喩と意味
第8章 マンゴーの奇跡―マンゴーの未来
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
秋良
16
食べてるとこを見られると友達を失うかもしれないけど、手をべたべたにして食べるのが正しいマンゴー。ヨーロッパでは手を汚して食べるのはかなりのマナー違反らしい。ポテチのべたべたは汚れに入らないのか……?原産地のインドでは王族に愛され、仏典にも登場する由緒ある果物。あのガンジーもマンゴーを愛し、後年はそんな自分を戒めてたらしい。国の外交手段として高級マンゴーを贈るというのが、日本のお中元みたいで親近感がわいた。プレゼントって大事なんだな。個人的にはマンゴーよりメロンもらう方が嬉しい。2025/01/21
入道雲
6
これほどマンゴーに関して様々な情報を得られる一冊があるだろうか?奥深いマンゴー。食べたい。2025/01/26
Hiroki Nishizumi
3
大好きなマンゴーだが、これほどマンゴー愛に満ち溢れた本もそうない。そして今や世界百カ国で植えられいて、歴史上の多くの偉人たちからも愛されていたとは知らなかった。愛すべきマンゴーへも想いがさらに強くなったな。2025/02/11
Go Extreme
2
自分たちが知らないすばらしいマンゴー 手を汚すことへの偏見←アリストテレス・感覚の階層性 五感を通して特徴探る すばらしきマンゴー植物学・生産・健康: 健康上の利点 マンゴーの旅: 奴隷、アフリカ 新世界のマンゴー 植民地アメリカと合衆国 ムガル帝国とマンゴー: 英国とヨーロッパとマンゴー: 毛沢東とマンゴーと東方: 台湾 韓国 日本 砂糖のような甘さから強烈な酸味まで: 東南アジア オーストラリア 南太平洋 マンゴーと比喩と意味: ヒンドゥー教・仏教・ジャイナ教・仏教 文学作品 視覚芸術 マンゴーの奇跡2024/12/19
takao
2
インドの伝統医療・先住民の薬として日常的に利用。2024/12/08
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