“図説”ポケットと人の文化史

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“図説”ポケットと人の文化史

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  • サイズ A5判/ページ数 296p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784562074532
  • NDC分類 383.1
  • Cコード C0098

出版社内容情報

16世紀に服に付けられて以来、ポケットが果たしてきた役割とは。婦人服になぜポケットがないのかと問われるように、小さな布にファッションだけではなく、性差、身分、社会の変化も表れる。フルカラー。

内容説明

16世紀に服に付けられて以来、ポケットが果たしてきた役割とは。小さな布に表れる性差、身分、社会の変化。The New Yorker誌が選ぶ2023年のベストブック。

目次

第1章 ポケットの起源―肌身離さず、こっそり携帯
第2章 ポケットの普及―「一〇〇人もの職人が作った品々」を収納
第3章 ポケットの流儀―「ポケットに手を入れてなにをしているんですか?」
第4章 ポケットの性差別―「なぜわれわれは女性のポケットに反対するのか」
第5章 ポケット目録―「そこには一ペニーも入ってない」
第6章 ポケットの遊び―「二重の装飾価値」のためのデザイン
第7章 ポケットユートピア―ポケットのない世界を夢見て

著者等紹介

カールソン,ハンナ[カールソン,ハンナ] [Carlson,Hannah]
ニューヨーク州立ファッション工科大学で衣服や織物の保存管理を学んだのち、ボストン大学にて物質的文化の博士号を取得。以降、研究を続けながら雑誌への寄稿も行っている。書籍の出版は本作が初めて。現在はアメリカ最高の美術大学として名高いロードアイランド・スクール・オブ・デザイン(RISD)にて衣服の歴史などについての講義を行っている

岸川由美[キシカワユミ]
英国ニューカッスル大学英語教育法修士課程修了。ロマンス小説、サスペンス小説、ノンフィクション等の翻訳を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

蘭奢待

28
ポケットにはそこはかとなくこだわりや好感を持ち続けており、源流はおそらくポケットを叩けばビスケットが二つと歌っていた頃か、道に落ちているものや木のみを拾ってポケットに入れていた頃からなのかもしれない。15世紀、ポケットという概念はなくポーチがそれに変わるものであった。やがて男性服には実用的なポケットが装備されるようになり、一方で女性服にはタイトであれルーズであれ物入としての場所がなく、バンドバッグとして発展してきた。時は下がり、近代においても女性のポケットは飾りであり、性差別が叫ばれていたという。という。2025/02/02

80000木

3
ポケット、深い。ポケットにピストルとかが隠せるようになって、命の危険まで出てきて…ポケットに手を入れるのは怪しくて卑しくて行儀悪いという印象になり…一方で女性のドレスはゴツゴツして不恰好になるからポケットが無くて…スカートがふくらんだ時代に一瞬付いたけど流行らなくて…女性服にフェイクポケットつけて気晴らしみたいになってるのにココシャネルが怒って…ついに現代ではSNSで女性にもポケットを💢みたいな運動まで起こって…今もポケットの深さは男女で違う…でも未来の服はツルペタでポケットのない服だと予想されてた…深い2025/01/20

らむだ

3
16世紀に服に付けられて以来、現在まで服についていたりいなかったりするポケット。ポケットが果たしてきた役割を概観し、そこから性差・身分・社会の変化を読み解いた作品。巻末に丁寧な原注・図版出典があり読書を助けてくれる。2024/09/18

Matthew

2
ポケットが普通すぎてどうやってできたかなんて考えもしなかった。歴史を踏まえつつ、ユニークなエピソードと言い回しで堅苦しくなく読めました。 ファッションである限りポケットも変容する示唆もあり、自分自身も当事者であることを気付かされました。気づきの多い一冊でした。2024/11/21

パンプアップハム

1
著者の女性は911の避難後にポケットが無いから何も持ち出せなかったのに対し、ポケットが沢山付いている服を来た男性同僚から帰りの電車賃を貰うエピソードから始まる。訳者の女性は、羽田の事故で避難した女性が同じく家の鍵も持っていなかったというエピソードを後書きで書いている。女性の服ポケット無い問題は最近のSNSでも話題になっているので、これを機にポケットがある服を買うという意思表示をして変えていければいいなと思った。2024/11/09

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